1)島根大学医学部附属病院放射線部
2)京都大学消化器内科
3)倉敷中央病院放射線センター
4)島根大学医学部附属病院腫瘍センター
梶谷尊郁1)、辻 喜久2)、山本浩之3)、森山一郎4)、小松明夫1)
当院でも膵PerfusionCTを行なっているが、当院のCT装置(PHILIPS)は、京都大学のCT装置(TOSHIBA)と違うため、検査結果が異なることが予想される。また、解析ソフトも異なるため解析結果も異なることも予想される。 今回、CT2機種と3社の解析ソフトを用いて比較する。
CT装置は、Aquilion 64(TOSHIBA)とBlilliance CT 64 (PHILIPS)を使用した。Perfusion解析装置は、ZAIO Station(ZAIO)・Virtual Place Raijin(AZE)・VINCENT(FUJI)を使用した。自動注入器は、根本杏林堂 Dual Shot GXを使用した。膵臓模擬ファントムは、自作ファントムを使用した。造影剤は、100倍希釈した300・350・370mgI/mlを使用した。
模擬ファントムに300・350・370mgI/mlの造影剤を4.0ml/sec(10秒間)で注入してCT2機種のTime Density Curve (TDC)を比較した。また、3社の解析装置でPancreas Blood Volume(PBV)・Pancreas Blood Flow(PBF)・Mean Transit Time(MTT)を作成し比較した。
TDCの形状は同じだったが、TOSHIBAの方が、PHILIPSに比べて、CT値が高かった。これは、CT装置の実効エネルギーの違いが示唆される。
PBV・PBF・MTTの値は、解析ソフトによって値が異なった。これは、メーカーによって、解析アルゴリズムが異なるためと 示唆される。
CT装置・解析ソフトが異なると、解析結果が異なる。